■白内障手術の流れ
準備
 目薬をスタッフがスケジュールに沿ってさしていきます。
更衣室で手術着に着替えた後、軽い点眼麻酔をして眼を十分に洗います。

入室 術前消毒
 ベッドに横になり、点滴、心電計、呼吸監視、血液内酸素飽和度測定装置、連続血圧測定装置
が装着され、目の周りの消毒を行います。



手術の実施
1. 角結膜切開
 0.5mmの切開を黒目の両端に入れ、細い注射針や器具が入るようにします。
 2.0mmから2.4mmのステンレスのナイフで、目の中に白内障を砕いて流す機材の為の入り口を
作ります。切開面は目の中の水が漏れないような鍵のような仕組みになります。



2. 前嚢切開
 粘弾性物質という薬を目の中に入れて目の各部を固定し、水晶体の一番外にある前嚢という膜を、加工された針で切れ間なく直径5.5mmの円形に切り取ります。

3. 水流分離
 水晶体と嚢を還流液(液体)を使って分けていきます。

4. 超音波乳化吸引
 2.0mmから2.4mmの小さな切開面から超音波乳化装置の先端を入れます。
 両脇から目の中に入れた器具と超音波メスを用いて、水晶体の嚢と呼ばれる薄い袋だけを残し、中身を割って溶かし吸引します。
 当院では、主にプレチョップ法かフェイコチョプ法、時にデバイド アンド コンカー法というテクニックを用いて、効率よく余分なエネルギーは使わないように心がけています。

 水晶体嚢にへばり付いた残りの水晶体を吸引装置で取り除きます。


5.眼内レンズ挿入
 粘弾性物質という薬を再び目の中に入れて、角結膜の2.0mmから2.4mmの切開面から専用のインジェクターというレンズ挿入装置を用いて、折りたためる眼内レンズを薬の入っている水晶体嚢の中に入れます。薬をレンズの上下から丹念に取り除いて、切開面が鍵の様に働くことで眼の中から水が漏れないようにします。


6.術後消毒
 バイ菌を殺す薬で消毒の目薬を点眼し、抗菌剤の眼軟膏を塗って手術は終了します。

7.術後の説明
 手術後、回復室にて休息後お着替えをして、血圧測定、消毒を拭き取り、抗菌剤の点眼を行います。

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