目の構造

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目の水平断面図

 

解説

《涙液》

    • 角膜を滑らかにし、眼の表面を細菌感染から守っています。涙は3層の成分で構成されています。
      涙液の3層
    1. 油層…マイボーム腺より分泌され、涙液の蒸散を防ぐ働きがあります。
    2. 水層…涙腺より分泌され、角結膜を潤すだけでなく病原微生物進入阻止や角膜創傷治癒促進にも関与しています。
    3. 粘液層…主として、結膜杯細胞から分泌され、疎水性の角結膜表面に水層保持する役割があります。

 

《眼瞼》

上眼瞼と下眼瞼から構成されています。また、眼瞼縁にはまつ毛が並んでいます。
眼瞼は、眼球を保護すること、まばたきなどによって角膜を潤すことが主な働きです。また、まつ毛はその根元に知覚神経があるため敏感で、異物などが触れると眼瞼を閉じて眼の中にゴミが入るのを防いでいます。 


《結膜》

角膜を除く眼球の表面と眼瞼の裏面を覆っている薄い膜です。
眼球と眼瞼とを連絡してその運動を滑らかに行わせるとともに、粘膜であるため眼球の表面を常に潤す働きをしています。


《角膜》

血管のない透明な膜で、涙および房水から栄養を受けています。ピントを網膜に合わせる役割を担っています。


 

《隅角》

角膜、虹彩根部、毛様体前端で構成される部分を『隅角』と呼びます。
房水は、毛様体突起にある無色素上皮から後房に分泌され、瞳孔を経由して隅角へ流れ、約80%~90%は線維柱帯を通ってシュレム管に入り静脈系へと流出します。
眼圧は房水の産生と流出のバランスによって一定に保たれていますが、隅角はその房水の排出路として重要になります。
正常隅角では角膜と虹彩は十分に開いており、虹彩根部からシュワルベ線まで容易に観察することができます。虹彩根部が付着するところにはやや青みがかった灰色の毛様体帯があり、その毛様体帯に接した角膜よりに位置するものが強膜岬です。強膜岬からシュワルベ線に至るまでが房水排出の出口になる線維柱帯でその奥にはシュレム管があります。
隅角は、広さによって「開放隅角」、「狭隅角」、「閉塞隅角」に分類されます。隅角の形態を調べることによって緑内障の病型を分類し、適切な治療法を選択する為に必要となります。


《強膜》

白色の固い膜であり、厚さは0.5~0.7nmで角膜に続く眼球の外壁です。
眼球の形を変形しない様にする役割があります。


《虹彩》

日本人では普通茶褐色で、その中央には円孔がありこれを瞳孔といいます。
収縮すると瞳孔は小さくなり、眼内に入る光の量が調節する働きがあります。


 

《毛様体》

房水を産生し水晶体を厚くしたり薄くして(調節作用)を生み出します。


 

《房水》

正常では無色透明で、水よりも粘度は少し高く角膜・水晶体の栄養補給をしています。さらには眼圧(=眼の硬さ)に深く関係しています。


《脈絡膜》

強膜と網膜の間にあり前房の間にあり、前方は毛様体へと続きます。網膜外層の栄養を担っています。


 

《水晶体》

水晶体は透明な厚い凸レンズの形で虹彩のすぐ後ろに位置しチン小帯(毛様体小帯)という細い繊維で毛様体と連絡し、眼球内につるした形になっています。そして、硝子体に接しています。水晶体には神経も血管もなく、栄養は房水に頼っています。厚さを調節して、網膜にピントを合わせる役割を担っています。
水晶体の弾力性は年齢と共に減少し調節力が低下(老視)します。また、水晶体は紫外線の吸収力が強く、角膜と共に網膜に紫外線が達するのを防いでいます。


《硝子体》

眼球の4/5を占めている無色透明な斑流動体ゲルの物質です。眼球の形を保つのに水晶体、房水ともに大切なものです。


 

《網膜》

眼球壁の一番内層にあり、眼底検査によって見ることができます。眼のセンサーといえる視細胞と、眼底の後極に当たるところを中心窩といい、外界の一点を注視した時にその像が結ぶ固視点になります。神経細胞、血管から構成されてます。

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